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品質・アフターメンテナンス

品質・アフターメンテナンス

検査・提案

1.再生する前と再生した後の検査表をご提出致します。
2.不具合が生じた場合、一旦お預かりし、原因追及や改定案のご提出を致します。

※弊社の不具合と認められた場合は、速やかに補修するか代替品とお取替えを致します。但し、操業補償はできかねます。

トラブルシューティング

ベアリングの異常・損傷の原因と対策

異音や異常な振動、加熱が見られたらベアリングに異常が生じている可能性があります。とくに甲高い金属音が発生している場合は異常な荷重や取り付けの不良、潤滑剤不足や回転部品の接触が考えられます。また、ベアリングの損傷にはさまざまな原因があります。こちらでは主なものを取り上げ、効果的な対策法をご紹介します。

トラブル 状態・原因 対策
摩耗
摩耗
内部で異常な摩擦を起こし、寸法変化が生じています。多くは潤滑不良や異物侵入、サビが原因です。 ベアリングを分解して各部を徹底して洗浄し、適切に潤滑して組み立てます。
フレーキング
フレーキング
軌道面や転動面がうろこ状に剥がれ、これが回転を妨げます。 はめあいを修正する、容量の大きいベアリングに交換するなどの対策が必要。潤滑不足になっていないかも見直します。
かじり
かじり
発熱で生じるキズで、焼き付けを起こしています。取り付け方や取り外し方に問題がある場合、潤滑が正常でない場合に生じます。 取り付け方や取り外し方を見直す、予圧量や潤滑剤の見直すなどの対策が必要です。
破損
破損
ベアリングに生じる割れや欠け。過大な衝撃や荷重などさまざまな原因で生じます。 荷重条件を見直してみる、はめあいを修正するといった対策が有効。取り扱いに慎重を期すことも大切。
サビ・腐食
サビ・腐食
保管に不備があると各部の表面にサビが付着したり、腐食したりします。結露や腐食を起こす物質の混入も原因になります。 高温多湿での保管を避け、長期にわたる運転休止の際は防錆対策を実施します。密封装置を見直すことも重要。
焼き付き
焼き付き
異常な発熱で生じ、変形や軟化溶着を伴い、回転を阻害します。ベアリング内部の隙間が小さすぎる、過大な荷重、潤滑不足が考えられます。 はめあいや隙間、与圧を調整して適正な状態にすることで解消できます。潤滑剤、潤滑方法の見直しも有効。

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